【簡単】おいしいお茶の淹れ方【日本茶アドバイザー直伝】

常滑焼 急須 お茶の淹れ方

みなさん、こんにちは!
茶器を販売するきつさこ代表の長谷川です(^^)/

今回は、急須屋であり日本茶アドバイザーを取得する長谷川が、日頃から実践している美味しいお茶(日本茶)を手軽に入れる方法をまとめてみたいと思います!

今回は基本型・お茶の淹れ方」「すぐ飲める淹れ方」「急須なしで淹れる方法」の3種類をご紹介します!

*今回の内容は、一般的となっている「深蒸し茶」を想定した淹れ方になります。茶葉がしっかり大きい「浅蒸し茶」はよりじっくり低温で淹れるような別の方法となります

1)基本型・お茶の淹れ方

まずは、これが基本型となります!

【2人分の場合】
①茶葉7g用意します
※ティースプーン3杯ほど
②急須に茶葉を入れます
③熱湯を冷まして湯温を75~85度にします
④急須に湯を注ぎます
⑤抽出のため50秒待ちます
⑥湯呑に注いで完成!

ちょっと手間かも…と思ったかも知れませんが、
慣れてしまえば、案外そんなに面倒ではありません。

また、お湯を冷ますのが面倒なんだよな〜とお思いの方!
ここが実は大変重要な工程で、熱湯で緑茶を淹れると、本来の味わいを楽しめなくなります!
緑茶の魅力は、その「旨味」なのですが、熱いほどに「渋み」がよく出てしまうんです。
そのため「温度を下げる」工程は必須と覚えて頂いた方が良いです。

【お湯をすぐに冷ます方法】
お湯は、器から器へ注ぎかえると、5〜10度温度が下がると言われています。
(体感では5度程度のことが多いです)
そのため、湯呑みから湯呑みへ移し替え、そこから急須に注ぐだけでも85度くらいの湯温になりますよ^^

2)すぐに飲める淹れ方

とはいえ、それでも熱湯を冷ますのが面倒!( ゚Д゚)
どうしてもすぐに飲みたい!という方におすすめの方法があります。

【2人分の場合】
①茶葉7g用意します
※ティースプーン3杯ほど
②急須に茶葉を入れます
③冷水を茶葉が浸る程度注ぎます
④急須に熱湯を必要量まで注ぎます
⑤抽出のため50秒待ちます
⑥湯呑に注いで完成!

熱湯で注ぐと、せっかくの緑茶の旨味が味わえず、台無しになってしまう。
それならば、先に冷水を入れておくことで温度が下がりちょうどよくなるのでは!?
という発送から生まれた画期的な方法です\(^o^)/

もちろん、湯温の激しい変化や、ばらつきが生じるため、基本の淹れ方ほど安定した味わいが出せるわけではないのですが、サッと淹れたい時には及第点を出せる方法として、僕も重宝しています^^

3)急須なしで淹れる方法

いや、うちには急須が無いんだけど、頂いた茶葉をせっかくだから味わいたいんです…
そんな方にも楽しんでいただける方法もご紹介しておきます^^

急須がないからうちは茶葉をもらっても困る…なんて方にはぜひこの方法で美味しいお茶を堪能してほしいですね^^

◎用意するもの【1人分
・マグカップor湯呑み
・計量カップ
・茶こし(100円ショップにあり)
・お茶の葉4g

◎淹れ方
1.沸騰したお湯をマグカップに注ぎ、少し冷ます
2.計量カップに茶葉を大さじ1杯いれる(4g)
3.冷ました湯を軽量カップに注ぎ、1分待つ
4.マグカップに茶こしをセット
5.茶こし越しに、マグカップへお茶を注ぐ
5.完成!ヽ(^。^)ノ

これで簡単に茶葉を楽しめます♪

基本に近いほどお茶の味はしっかり出せると考えて頂いて良いです!
が、案外簡易的な淹れ方も十分美味しく飲めますので、一度お試しください~♪

【お茶の違いが分かる人になる】
毎回、同じ淹れ方をすることで茶葉の個性を感じられるようになります。
もちろんメーカーや産地おすすめの飲み方があり、それを試すこともお茶を楽しむ意味ではおすすめです。
ただ、茶葉の個性を感じるためには毎回同じ淹れ方をすることで、旨味や風味の微妙な違いに気づく一番の方法なんです。
その意味で、僕自身は①最初は基本の淹れ方で楽しむ②次に淹れる際はおすすめの淹れ方を楽しむようにしています。